ライバル・
ティーダから遅れをとること1年10ヶ月。
兼ねてから噂はされていたものの、噂だけで終わってしまいそうな不安視も高まる中、
マイナーチェンジのタイミングでオーリスにもようやくMTモデルが登場。
カローラランクス/アレックスはたまたZZTセリカからの乗り換えユーザーにようやく対応できたようなところで、
第41回東京モーターショウに出展中のFT86の市販化(2011年秋予定)まで待てない人向けか。
オーリスは元々、ATのシフトレバーがハンドルに近い位置にあり、
MTの設定を見越してのデザインのように見ていたのだが、ようやく日本でもMTモデルの市販化に踏み切ってくれた。
ただ、流線型が多く使われている運転席周りの、収納の使い勝手の悪さは今回のマイナーチェンジでは改善されていない模様。
エクステリアは、フロントマスクをはじめ、リヤのコンビネーションランプ・バンパー、アルミホイールのデザインを大幅に変更。
これによりスタイリッシュ化されてしまいオーリス独特の“らしさ”が薄れてしまったような印象。
ボディカラーは新色4色(シルバーメタリック・グレーメタリック・ブルーメタリック・コバルトブルーメタリック)を含む、全7色に改められ、
特にブルーメタリックの登場は、ランクスを思い出させてくれ、
グレーメタリックとあわせて、スポーティ路線へのスイッチなのか。
モデリスタからのエアロパーツもそれを感じさせてくれる。
なお、スペックを度外視して単純に車両本体価格差だけで比べるならば
ティーダ18G(6MT)より19,000円高なオーリスRS(6MT)。
よって2009年10月現在、新車で最安値で乗れる6MTはティーダということになる。
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