ついにお披露目!MINI カントリーマンの実車が姿を現した。
MINIブランドとして初となるクロスオーバーモデルは、
4ドア、4WD、独立4座、全長4m(正確には4097mm)を兼ね備え、
クーパー、クーパーS、ワンに次ぐ、MINIにとってまさに4番目となるモデル。
2010年度中には欧州で発売されるとも囁かれており、
日本上陸が楽しみな1台だ。
エンジンはMINIシリーズ共通で、ガソリン3、ディーゼル2の合計5ユニット。
ブレーキエネルギー回生システム、オンデマンド制御のエンジンマネジメント、アイドリングストップ&シフトアップインジケーター(MT車)など、環境負荷を抑える「ミニマリズム」思想が導入されている。
トランスミッションは6速MTが基本で、ガソリン車には6速AT「ステップトロニック」が設定される。
ガソリン仕様の最上級グレード、MINIクーパーS カントリーマンにはツインスクロールターボを搭載。
MINIクーパー カントリーマン、MINI ONE カントリーマンにはNAユニットが搭載される。
排気量はいずれも1.6リッター。
一方のディーゼル仕様は、MINIクーパーD カントリーマンとMINI ONE Dカントリーマンの2種類のディーゼルターボ搭載モデル。
「4WD」は「ALL4」と呼ばれ、クーパーSとクーパーDにオプションとして設定される。
前後の駆動力配分は、50対50から0対100の範囲で可変するのだとか。
インテリアについてはMINI独特のイメージそのままに、
「独立4座」が採用されたリアシートはセパレートタイプの2人掛けが標準。
だが、無償オプションでベンチシートの3人掛け仕様も選べ、40:20:40の分割可倒式。
ラゲッジスペースは通常状態で350リットル、リアシートを倒すと1170リットルまで拡大できるという。
MINIと言えばそもそも、小さくて日常を生活する上で必要最低限を彩られた車。
「大きなMINI」の登場に、矛盾感を感じてしまうのは否めないが、
4ドアが採用されたことは、今まで「2ドアだから」とその不便性を理由に受け入れられなかったファミリー世代にとっては、大きな魅力となることは間違いない。
MINIのスタイルと利便性の高さを兼ね備えたカントリーマンの登場により、MINIファンの幅が増えそう。さて、気になるその価格は!?
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