2009年4月1日から開始されたエコカー減税(環境対応車普及促進税制)。
一定基準に満たした「低排出ガス車」と「燃費基準達成車」を対象に、
自動車車購入時に課税される「自動車取得税」と
購入時や車検の際に車重等によって課税される「自動車重量税」が減税されます。
適用期間は3年間でスタート。
トヨタや日産の新車ディーラーに行くと
価格表には、75%減税・50%減税の文字が躍っている一方、
軽自動車に適応される軽自動車税については、従来通りグリーン税制が適用となり、
今回の特例措置には盛り込まれていない。
「エコ」といった響きや「お買い得感」といった目線から、
軽自動車に対する購買意欲が普通車にシフトしてしまうと、
スズキやダイハツの販売展開に大きな影響をもたらしそう。
同じ「普通車」であっても、カーデザイン賞を受賞したFIAT500は対象外。
これを受け、フィアットグループオートモービルズジャパンは、
このエコ減税特例措置に対抗すべく、新車登録から13年超の車を廃車にして
同社の「フィアット」「アルファ ロメオ」「アバルト」へ買い替える顧客に対して25万円を補助してくれる。
エコ減税が世間を賑わすようになった今、
実際、購入時に必要な諸費用に関してを説明している際に、
商談が決裂してしまったケースもあるらしいが、
フィアットディーラーに足を運ぶお客さんて、
「フィアットが好きだから」車が欲しいわけであって、
「好き」に理屈なんて要らないように思うのは私だけでしょうか。
「減税」や「割引」といった目でフィアットを見てしまうと確かに不利かもしれませんが、
カッシーナとコラボしたり、ディーゼルとコラボしたり、
そこにはフィアットにしかできないブランドイメージが展開されているわけで、
世の中の動向に惑わされず、堂々とフィアットに乗っておられるオーナーこそが真のオーナーであると、そのように思います。
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