ミニに2011年モデルが発表されました。
クロスオーバーモデルの詳細はまだ不明ですが、
MINI One、Cooper、Cooper sは、それぞれクオリティがアップしたと報じられている。
■エンジン・オートマチック・スタートストップ機能を体感。
エコカー減税扱いとなった先日のエンジン改良マイナーチェンジ時に、
MT車に限ってしまうのだが、「ギアをニュートラルにしてクラッチを戻すだけでエンジンが自動的にストップ。クラッチを踏むと自動的にスタート」してくれる、言わばアイドリングストップ機能を搭載。
その、
ミニのMT車に試乗させてもらいました。
例えば、暖気運転中やエアコンの作動時、電装品への電力供給値がある一定の基準を超えてしまうと、エンジン・オートマチック・スタートストップ機能は作動してくれないのだが、
ある一定の基準の条件下で、信号待ちでエンジンがストップ。→クラッチを踏むことによりスムーズにエンジンが再始動してくれました。
マツダのi-stopのような、ブレーキを踏みこむことでエンジンストップ→ブレーキを離すことでエンジンスタートとは違って、
クラッチペダルを操ることでエンジンのオンオフをチョイスできることにも好感が持てます。
この機能は、
クロスオーバーモデルにも設定されることでしょう。
■サンルーフについて
クロスオーバーのみならず
ハッチバックモデル、クラブマンも同じことが言えるのだが、
ミニを購入する際、選択を強く希望していたサンルーフの追加オプション。
ミニのサンルーフは前席+後席の独立2枚仕様。
クロスオーバーは居住空間が前後に長い分、サンルーフの取り付け位置にも工夫されていることを期待してましたが、現状を見る限り、他のミニモデルと同じ扱い。
実際にディーラーに行って、R56モデルのサンルーフを生で見てみると…
前席上のサンルーフと後席上のサンルーフとの間にスペースが取れないことから、
日差しが強い時は駐車時など、車内の温度上昇を防ぐのに設けられているのが巻き上げ式の薄っぺらいシェードのみ。
理屈は納得できますが、いざサンルーフ車に乗ろうとしても少し躊躇ってしまう。
サンルーフに濃いスモークガラスを貼るなりの対策が必要で、
果たしてそれだけでどこまで防げるのかが疑問。
■4枚ドアの窓はサッシ付き。
ミニといえばサッシレスのドアで、
R55/R56モデルは、
ドアの開閉時に少し窓がピクっと反応してくれるのが面白い。
クロスオーバーは、4ドア化したせいもあってか、サッシ付きのドアが用意されそう。
個人的には風切り音が耳触りなため、不要なオプションですが、
雨天時のドライブに少し窓を開けられる、ドアバイザーも選択できそうですね。
■ボディサイズは全長4097mm×全幅1789mm×全高1561mm
狭い日本の道路において全幅1789mmのワイドさが少し気になるところ。
日本の5ナンバー規格は1700mm以下。
最近は3ナンバーが主流になってきているとは言え、その5~9cmの差で運転がどう変わってしまうのか。
■『iPhone』と『iPod touch』に対応
iPodが登場した時から既に、純正オーディオはiPodに対応できるよう、
その接続コードがコンソール下から伸びておりましたが、
昨今のiPhoneブームを見計らってか
カーオーディオに接続した際、車両側のモニターに曲名などの情報を表示するとともに、車両側からも各種操作ができる機能を指すiPod Outと呼ばれる機能を採用。
今後、
MINIの純正オーディオを、iPod Out対応型に切り替えだけでなくさらに、将来発売する
MINIに関して、あらかじめApple社の製品との接続を前提に、カーオーディオなどの開発を進めるという。
つまりはiPadにも対応してくれそうなので、
iPadは画面も大きく、iPhone以上にカーナビの機能も十分に果たしてくれる。
そうなるとわざわざ高い工賃を払ってカーナビを取り付ける必要もなくなる?
結構期待してます。
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