MINIは2010年8月以降の生産全モデルの内外装デザインや装備内容などを一新し、全国の正規ディーラーを通じて販売を開始したと発表。
今回の変更では、丸目のヘッドライトや六角形のグリル、ショートオーバーハングなど、MINIの伝統的なデザインの要素を残したまま、スポーティでプレミアムなキャラクターをより強調している。
ボディーカラーには「ブリティシュ・レーシング・グリーンⅡ」「スパイス・オレンジ」「イクリプス・グレー」の3色を追加。
特にイクリプスグレーがシックな
MINIを演出してくれている。
新しくなった
MINIでは安全面でも進化。
3ドアハッチバックのOneとCooperではボンネットの形状を変更し歩行者保護機能を強化していたほか、ドアミラーに自動防眩機能を追加。
そして何より、最も注目したいのは、急ブレーキ時に点滅して後続車に注意を促す“ダイナミック・ブレーキ・ライト”機能を標準装備としている。
また、コンバーチブルでは、ホワイト・ターンシグナル・ライトを採用し、よりオシャレで引き締まったエクステリアを演出。
ジョン・クーパー・ワークスのハッチバックとクラブマンに、ルーフとミラーキャップにチリ・レッドを選択できるようになったのも魅力的。
インテリアでは、全モデルともにシルバーのエアコンやオーディオの操作スイッチを、ブラックに変更したほか、インテリアのカラーバリエーションに新色を追加。
クラブマンでは、ローラーブラインド式の新しいラゲージルームトリムを採用し、ラッゲージスペースを快適に使用できるようにしている。
今回の変更に伴う新たな車両型式認証により、ハッチバックの
クーパーSのAT車がエコカー減税の対象モデルとなり、これにより
MINIの全17モデル中10モデルがエコカー減税の対象モデルとなった。
今回の改良内容について、
MINIの正規ホームページで確認しようとアクセスしてみたんだが、
ディティールを見せる写真が9枚並んでいるだけ、オプションについての説明はPDFにて1枚だけで、
ページが簡素化されていることが非常に残念。
カラーコーディネイトだって、今まではボディ色とルーフ色を自由に組み合わせて楽しめたのものが、
今となってはカラーチャートパレットの上にマウスを乗せてみても、
メインで飾られている
MINIの写真に変化するわけでもなく、
また回転もできないのでリアやサイドすら見ることもできない。
思えば、今までの
MINIのホームページはそのほとんどがFLASHで作られていた。
ユーザーが急速に伸びているiPadやiPhoneでは、FLASH部分が全く表示されない為、
MINIのコンテンツのほとんどが表示されないということになる。
恐らくこの辺りを急場しのぎの為、今のようなホームページになってしまっているのだろう。
MINIの正規ディーラーは10月末までに、店舗のサービスの質の向上やセールススタッフの業務プロセス効率化のため、全店舗に『iPad』を導入するというビッグニュース。
思い起こせば9月の頭に発表された、ソフトバンクWi-Fiスポットを
MINI正規ディーラー全店舗に導入する動きがココに繋がっている。
今回の店舗へiPad導入に伴って、
MINI用にiPadで確認することができるカラーリングシステムや専用のカタログ、
製品の動画コンテンツなどを開発、店頭でのコミュニケーションツールとして活用することが予想されていることから
MINIのホームページ自体にも、それに伴った斬新なコンテンツが用意されることを期待して待ちたい。
[0回]
PR