インプレッサの次期モデルが、いよいよ具体的なものとなってきました。
スバルが11月、2012年モデルとして米国市場で発売する新型『インプレッサ』。
スバルオブアメリカが19日に発表したところによると、新型インプレッサの米国ベース価格は、1万7495ドル(約134万円)。これは4ドアセダンの5速MT車のプライスだが、現行モデルと同額に据え置かれた。
5ドアの場合、現地ベース価格は1万7995ドル(約138万円)。現行型に対して500ドル(約4万円)の値上げとなったが、新型が『レガシィ』並みにクオリティを引き上げた点を考慮すると、コストパフォーマンスは高いといえる。
米国向けの新型インプレッサは、2.0リットルの新世代ボクサーエンジンを搭載。スバルオブアメリカは、「新型は米国で最も燃費性能に優れる4WD車」と説明している。
新型インプレッサのボディサイズは、全長4415mm×全幅1740mm×全高1465mm、ホイールベースは2645mm。これまでとほぼ変わらないサイズで、室内のゆとりを広げたのがポイントだ。具体的にはAピラー下端を前方に200mm延長し、ホイールベースを25mm拡大。これにより有効スペースを拡大するとともに、ドア構造を見直すなどしてショルダー&エルボースペースや後席足元のゆとりを広げた。
また、フロントシートは、バックレスト上端が現行モデルよりも60mm高く、ヒップポイントも現行モデルより高く設定し、見晴らしの良さや自然な座り心地といった要素を追求。リヤシートのヒップポイントも同様に高めに設定とした。
これは非常に有難い心遣い。現行インプレッサを運転したことがあるが、狭い道路を擦り抜けるには、コンパクトカーでありながら3ナンバーサイズの車としてアイポイントが低すぎると感じたからだ。
トヨタ車っぽい雰囲気をどことなく感じてしまう新型インプレッサだが、個人的にはXVの存在が気になるね~
それといよいよ次の東京モーターショーで発表されることが予定されているスバル版FT86の完成具合。すでにその予想ボディ図は、ベストカーなどの新車情報誌でも具体的なものとして掲載され始めてますね。
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